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男性ひき逃げ容疑でタクシー運転手逮捕(産経新聞)

 男性をはねてけがをさせたまま立ち去ったとして、大阪府警住吉署は4日、自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで大阪市住吉区苅田のタクシー運転手、西野弘昭容疑者(65)を逮捕した。

 逮捕容疑は3日午後8時ごろ、タクシーを運転中に住吉区長居の市道で、同区長居西の無職、山佐茂さん(84)をはねたまま立ち去ったとしている。

 山佐さんは病院に運ばれたが、意識不明の重体。

 住吉署によると、西野容疑者は近くの病院の駐車場からバックで出ようとした際に山佐さんをはねたという。客は乗っていなかった。

 調べに対し「はねたのに気づかなかった」などと供述しているという。

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元親族男? 焼け跡に遺体 亀岡・放火 レンタカー押収(産経新聞)

 京都府亀岡市の民家が放火され、この家に住む自営業の西村正人さん(59)と妻の豊子さん(59)がやけどを負った事件で、亀岡署は27日朝から、殺人未遂と現住建造物等放火容疑で現場検証を行った。焼け跡の1階居間付近から成人男性の1遺体が見つかり、府警は、遺体は豊子さんが火をつけられたと話した元親族の男の可能性があるとみて、身元の特定を急ぐ。

 また府警は、民家のそばの路上に止まっていたレンタカー軽自動車一台を押収し、男が乗り付けたものみて調べている。

 同署などによると、事件は26日午後7時40分ごろ発生。西村さん方に男が突然押し入り、夫婦と押し問答のすえ、ポリ容器に入った油のようなものを部屋にまき、火をつけたという。

 西村さんは全身をやけどし重体、豊子さんは顔などをやけどし重傷。豊子さんは火をつけた男について「妹の元夫」と話していた。夫婦と男には長年の金銭トラブルがあったという情報があるほか、近所の住人らは「離婚問題のことなどでもめていたこともあったようだ」と話しており、府警が慎重に調べている。

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政府、天皇の公的行為で「統一的ルール設けない」 自共は反発(産経新聞)

 政府は25日、外国要人との会見など、天皇の公的行為に関して鳩山内閣がまとめた統一見解を公表した。公的行為に当たるか否かは「統一的なルールを設けることは現実的ではない」として、個々の事例に則して判断するとの見解を示した。また、公的行為の責任は内閣が負うと指摘。これまでの国会答弁で第一義的に宮内庁が責任を負うとしてきたことには触れなかった。統一見解に対して、自民党や共産党は「ルールを設けなければ天皇の政治利用を無制限に許しかねない」などとして反発を強めている。

 天皇の公的行為をめぐっては昨年12月、政府が「1カ月ルール」を破って天皇陛下と中国の習近平国家副主席の特例会見をセットし、「天皇陛下の政治利用」だと批判された。これを受け、平野博文官房長官が1月の衆院予算委員会で公的行為に関する政府見解を出すと表明していた。

 政府見解は、公的行為の基準について「各行事等の趣旨・内容のほか、天皇陛下が御臨席等をすることの意義や国民の期待など、様々な事情を勘案し、判断していくべき」だとした。また、公的行為に対する内閣の責任を「天皇の公的行為が憲法の趣旨に沿って行われるよう配慮すべき責任を負っている」と表現した。

 平野氏は25日の記者会見で「本来、憲法で言っている概念からいくと、天皇は国政に関する権能を有しないので、政治利用が存在することはあり得ない」と強調し、政治利用の論議自体を否定した。

 これに対し、共産党の志位和夫委員長は「天皇の政治的利用への歯止めがあいまいだ」と批判。自民党の谷垣禎一総裁は「象徴天皇のデリケートさというものに対して、まったく何の配慮もない。噴飯モノの解釈だ」と述べ、石破茂政調会長も「(公的行為の)ルールはいらないというなら、憲法の趣旨や陛下の立場を無視した考えられない見解だ」と指摘した。

■大原康男国学院大学教授の話

 「政府見解は歴代内閣の国会答弁などによって固められた見解を一通り再確認しているので、内容的に見れば問題ない。ただ、言及すべき事柄がある。第1に、公的行為は天皇のご意思が大きな意味を持つこと。第2に、公的行為の責任を第一義的に負う宮内庁は内閣府に属するといっても、長官は(天皇が任命する)認証官という重職だ。他省庁の次官らに対するように、官房長官や首相が機械的に指揮命令を発動できるものではない」

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<1票の格差>東京高裁判決 「違憲」明言なしに原告不満も(毎日新聞)

 大阪広島両高裁に続き、衆院選での2倍超の「1票の格差」を不平等と認定しながら、「違憲」と明言しなかった24日の東京高裁判決。原告の弁護士グループは「ごまかされたようだ」と不満を漏らした。1960年代から国政選挙の格差是正を求める訴訟を主導してきた越山(こしやま)康弁護士が昨年11月に他界し、「弟子たち」が遺志を継いで判決を迎えた。ただし、「東京が違憲状態としたことは相当重い」と評価する声も出た。

 判決後に記者会見した原告の山口邦明弁護士は「1人別枠方式は、ずっとおかしいと主張し続けてきた。過去に最高裁でも『違憲』とする意見が出ているのに、是正の合理的期間が経過していないと言われても納得がいかない」と語気を強めた。

 一方、2高裁に続き不平等を認めた点には「裁判員制度の導入や政権交代で、裁判所の意識も少し変わってきたのではないか」と語り、笑みもこぼれた。

 山口弁護士は64年、越山弁護士が当時、司法試験の受験生向けに開いていた「越山ゼミ」に参加した。「1票の格差」訴訟のパイオニアの下、72年の衆院選を巡る訴訟に初めて加わり、最初の最高裁違憲判決(76年)を勝ち取った。以後、師匠を支えながら、衆院選や参院選の度に訴訟を起こしてきた。

 お互い好きな酒を酌み交わす時も、選挙訴訟のことしか話さなかったという。山口弁護士は今も時折、「『愚公山を移す』ような誰もやらない、ばかげた訴訟だが、山が移るまであきらめない」と語った亡き恩師の言葉を思い出す。

 この訴訟には「日本の民主主義がいつ世界レベルに追いつくか、検証し続ける歴史的意義がある」と考えている。「私も越山先生と同じ頑固者。火を絶やすわけにはいかない」と決意を新たにしていた。【伊藤一郎】

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